サウスポープレイヤーからの洗礼🎾
こんばんは! Tomoです!
最近暑くなってきましたね! エアコンと扇風機の季節になってきました!
夏バテに注意していきたいところです。
さて、私事ですが、通っているテニススクールが来週より再開となりました!
テニス好きで、週3回はスクールに通っていた私としてはかなりうれしい報告です(^▽^)/
今はスクールの方々とテニスを楽しんでいる私ですが、実は一度テニスのプレーをやめようとおもった出来事がありました。
今日はその時のことを投稿したいと思います。
私は、大学1年からテニスを始めました。
そのころの私は、テニスをやったことがなく、全くの初心者で、簡単なラリーすらも続けることができませんでした。
当時、サークルに所属していた私は、少しでもテニスがうまくなりたいと思い、授業が終わってはコートでサークルの友達と練習に励みました。
レギュラーの友達にも、マンツーマンで教えてもらったりと当時は本当に環境に恵まれていたと思います。
でもなかなか腕が上達せず、もどかしい日々を毎日過ごしていました。
サークルでは、年に何回か合宿が行われ、大学内での対抗試合に向け、集中的に練習をしました。
対抗試合を控えた夏合宿の最終日、私はサークルの友達とダブルスを組み、格上のサークル員を相手に練習試合を行いました。
試合中はたくさんラリーが続き、始めたころよりもボールがうまくコントロールできているなと感じられました。
結果的に、その試合は負けてしまったのですが、明らかにテニスがうまくなっているのを自分でも実感し、対抗試合で、もしかしたら一勝できるのではと意気込んでいました。
そして、対抗試合当日、一勝はしてやると意気込みコートに向かいました。
試合形式はダブルスで、私はテニスを長年経験済のサークル仲間と組んでいました。
組んでいる人がうまいということもあったので、何ゲームかはとれるだろうと考えていました。
でも、その相方は、ゲーム前、私に、
「とりあえず1ゲーム取れたら良しとしよう! 頑張っていこうぜ!」
と声をかけてきたのです。
私は、どうして彼がそんなに弱気な発言をするのかがわかりませんでした。
相手は、他サークルの上級生。
確かにテニスの経験は相手の方が上かもしれない。
でも、練習の成果で最後まで食いついてやる!
合宿で練習の成果を感じていた私は、なんのプレッシャーも感じておらず、むしろ勝つぞ!という意気込みでいました。
アップを終えた私たちは、それぞれの位置につき、試合開始の合図を待ちました。
「試合開始!」
審判の声とともに、相手が高々とトスを上げました。
そこで、何かいつもと違う感覚を始めて抱いたのです。
そう思った瞬間にボールがラケットにインパクトし、私側のコートに入ってきました。
リターン役だった私は、一歩も動くことができず、棒立ちになっていました。
「15-0!」
審判の声だけが響き渡りました。
ボールの速さ、角度すべてにおいて今までに感じたことのない力の差を感じました。
「今のは油断してただけだ。落ち着けば、取れる!」
二回目の相手のサービス。
よくボールをみて、打ち返しました。
「カツン。」
ラケットがへなちょこな音を立て、ボールがコート外に飛んでいきました。
その時、私はどうしていつものようにラリーができないのか始めて気づきました。
相手のボールがすごく回転している。しかも、今まで対戦したことのないサウスポーだったのです。
今まで先輩の優しい球出しや、サークル員との和気あいあいとした試合でしか、ボールを打ってこなかった。
そんな私にとって、スピンのかかったボールや左利きの相手に対抗する術がなかったのです。
そのあとも、相手の優勢でゲームは進み、徐々に私は追い込まれていきました。
さらに、私が穴だということを知った相手チームに、執拗にボールを打ち込まれたり、わざとボレーを体にあてられたりと散々でした。
結果としては0-6で1ゲームもとることができませんでした。
そのあとのことはあまりよく覚えていません。自信を打ち砕かれた私はそのころからサークルでの練習をさぼりがちになりました。
そのころから、資格勉強を始め、もうテニスは一生やることがないだろうと思っていました。
でも、不思議なことに、社会人となった今またテニスを再開しています。
勝ちを目指そうとすると、どうしても挫折を生んでしまう。
でも勝ち負けにこだわらない、趣味としてのテニスも楽しいではないか。
そう思えたからいまもテニスを楽しめているのかもしれません。
だから、これからも一生テニスを楽しみたいと思っております。
それでは今日はここまでです!
見てくれてありがとうございました!
See you next time!!🚙