秒速5センチメートルのエンディングは二度楽しめた
こんばんは! Tomoです!
突然ですが、秒速5センチメートルという物語を知っていますか?
「君の名は」でも知られる新海誠さんによる作品で、その美しい情景描写、時系列、はかないエンディングから人気を博し、小説、漫画、アニメといろいろな形で公開されております。
アニメ版の「秒速5センチメートル」のエンディング曲に採用されています山崎まさよしさんの「one more time, one more chance」ですが、この曲とても作品にあっていますよね。
イントロからやさしくはかないメロディー。
山崎まさよしさんは、曲を通して、アコースティックギターのフィンガーピッキング奏法を用いているようなのですが、これが特徴的です。
まず、出だしのイントロの部分。
Aadd9 Aaug9 DM7 Dm6というコードが使われているのですが、
山崎さんはただ単に8分ストロークを用いているのではなく、
全部フィンガーピッキングをしているんですね。
これによって、どこか曲におだやかで優しい感じがうまく出てきている。
で、さらにAug9からDadd9に移るときに一瞬ハンマリングしている。
(イントロのちゃんちゃんちゃんちゃん、チャランちゃん、ちゃんちゃんの’チャラン’の部分がそれです)
メロディー自体ではなく、演奏方法からはかなさを醸し出しているわけですね。
そして、サビの部分。
いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓
’路地裏の窓’の部分に使われているAmM7がサビのかなめともいえるメロディーを奏でだしています。
基本的にはイントロ、サビのコードの繰り返しではあるのですが、
曲全体を通して、
全体ストローク→親指ピッキング→中指薬指ピッキング→親指ピッキングで演奏されていて、
実は曲の演奏を楽しむ側としては、中指薬指ピッキングの部分を人差し指中指ピッキングに変えることも可能なようで、演奏のバリュエーションもあるのも魅力だと思います。
マニアックに演奏していこうとすると、いろいろな演奏方法が楽しめそうです笑
曲を聴く側としても楽しめるし、曲を演奏する側としても楽しめる。
まさに一度で二度楽しめる良曲ですね。
「秒速5センチメートル」の作品自体もとても魅力的なものですので、まだ見たこと読んだことのない方は一度見てみてください!
それでは今日はここまでです!
See you next time!😊